人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おきらくごくらく。


by hiro-pg

震度6強を体験

震度6強を体験_f0076057_1428587.jpg


cakとykと一緒に、防災体験イベントに参加した。
場所はcakの小学校。
メインの消防車は、今日は来られなかったらしい。

もう1つのメインは、起震車。
地震の揺れが体験できる車だ。

台の上には、テーブル1つと椅子が4つ。
ガスレンジに見立てたもの(火の代わりにランプが点く)。
食器棚風の箱。
一度に4人ずつ体験ができる。

cakはお友達と一緒に乗り込んだ。
震度5の本震。
椅子を引いて床に座り、頭を守りながらテーブルにもぐる。
テーブルが動かないように、片手でテーブルの足を押さえる。
cakは担当のおじさんの説明どおりにうまくこなしていた。

一度揺れがおさまったところで、レンジの近くの人が火を消す。

火を消すのは本震がおさまってから、というのが今日の指導だ。
前の震災で、本震のさなか火を消しに行って被害にあった人が続出したらしい。
「火事だ、火を消せ」より「火事だ、身を守れ」なのだそうだ。

今度は余震。震度6だ。
テーブルの下で体勢を保つのがやっとだ。

体験が終わってcakが下りてくる。

-たのしかったー!

いや、楽しんじゃいけないんだけど。

その後、ykと私も体験。
震度5はすごいが、震度6はもっとすごい。
じっとしていられない。
周りに目が行かない。
ロデオマシンに乗っているみたいだ。
この勢いで自分の家が揺れたら、と思うと、恐ろしい。

煙体験ハウスにも入ってみる。
テント状のハウスで、中にビニールシートの障害物があったのだが、
目の前に来るまでまったく見えない。

今回は無害の煙で、においは甘いし、苦しくない。
本当の煙だったら、目も開けていられないだろう。
子どもたちはもちろん、そんなことまで考えが及ばないので
うきゃうきゃ喜びながら飛び出してくる。

楽しもうが、深刻に受け止めようが、
体験したことに変わりはないんだろうな。
この体験を生かす機会がないことを祈るばかりである。
by hiro-pg | 2006-03-04 14:28 | つれづれ