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おきらくごくらく。


by hiro-pg

トニーの本を読む

トニー・ラズロ氏の「トニー流幸せを栽培する方法」を読んだ。

トニーさんは「ダーリンは外国人」の「ダーリン」だ。
パートナーの小栗左多里さんが描くこのマンガは、cakとykも大好き。
気分がいいときには、トニーさんのマネと称して
感慨深そうに目をつぶり、「いいねえ~」とやる。

この本はタイトルに「幸せ」とあるが、
他に「幸せ」と出てくるのはまえがきぐらい。
本文にはほとんど出てこない。
変に「幸せ」観を押しつけないところがいい。
トニーさん流の価値観の本、と言えるだろう。

本全体の結論は実はまえがきにある、という気がする。
「オーダーメイドの幸せ」
いいねえ~。

興味を持って、「日常」に積極的に関わってこその言葉。
小さな出来事もないがしろにしないからこそ出る言葉。
知的好奇心がいい方向に活かされていることがわかる言葉。
どこの国の人というより、「地球」に生きている人なんだな、と思う。

「おきらくごくらく」「臨機応変」「何事もバランス」
は、私が基本としているものだが、
似たような考え方がいくつか出てきて、
それでいいんだよ、と言われている気がした。

各節の最後に、内容に関連する外国のことわざがいくつか添えられている。
そんな表現があったのか。
そんな視点があったとは。
文化の違いによる考え方の違いは興味深い。

読み終わって、なんとなく視野が広がったような爽快感。
小栗さんの和やかなイラストの相乗効果もあるのかもしれない。

ytkと結婚するとき、義母に
「幸せに貪欲になりなさい」と言われたことを思い出す。
今の幸せに満足してはいけない、もっともっと幸せになりなさい。
それが親孝行だから、と。
by hiro-pg | 2006-03-15 20:21 | 読む